Nullport

第10章

インプラント

能力とルート、ショップと闇市、手術とメンテナンス、そして代償。

能力とルート

インプラントで、できる仕事が決まる。インプラントはそれぞれ一つか二つの能力をもたらす。たとえばニューラルリンク、重量アーム、ホロフェイス。上位の仕事には、それに見合った能力を装着していることが求められる。あるルートを代表する二つの能力を両方そろえると、そのルートが完成する。

ショップと闇市

四つの企業のインプラントショップは、それぞれ自社の製品ラインを売っている。ある企業で働き、そこで金を使うほど、その企業の好感度が上がり、買える等級が上がり、値引きも大きくなる。闇市は再生品と少しの規制品を売っている。ショップより高く、出どころは不明で、取り付ければヒートも上がる。それでも、ここでしか手に入らないものがある。

手術とメンテナンス

装着にはクリニックでの手術が要る。手術はタスク枠をひとつ使い、手術代がかかり、一定の確率で拒絶反応が出る。医療スキルが高いほど拒絶率は下がる。インプラントにはそれぞれ固有の特性、耐久、ファームウェアがある。ファームウェアは毎週料金がかかり、止めると摩耗が早まる。耐久がゼロになれば寿命切れだ。オーバーホールしてもいいし、分解して部品にしてもいい。

代償

一つ装着するたびに人間性の上限が少し下がり、手術そのものでも人間性が減る。入れれば入れるほど強くなり、そのぶん人から遠ざかる。「人間性」の章を参照。